【1】オカイコに畑がら桑を切り、マユに仕上げる
【2】オカイコの1本は3デニール☓7で意図を作り上げていきます。
不純物を取り絹本来の風合いを整え、糸がケバ立たないように織りやすくします。
【3】整経(織物にする場合の縦糸の準備)から、織物、布にするため縦糸を引き込む作業に入ります。
【4】元来は和紙に専用のナイフで柄を掘ります。あとに紗張りをして渋でずれないようにします。
【5】型紙を使い縦糸に柄を付けていく作業です。
【6】縦糸に柄を付け、蒸した後のしとりを取り乾燥させます。
【7】柄を付けた縦糸を引き込み本織に入ります。
みなさんが無意識にさわっている布は、このように多くの工程を経て初めて布になります。
昔の人は小豆つぶが包める大きさの布を大事に採って置いて
つぎはぎにして再生させ、布を甦らせ命を与え使ってきました。
今では古布が海外でもVINTAGE価値を持つほどです。
そんな、古来からの伝統的手法を今に伝えながらモノ作りを続けています。